伊勢志摩の梅雨入りは例年6月上旬、それから約1ヶ月後に梅雨明け、その年の気候によって降雨量はまちまちです。旅のプランは天気予報と相談してということになりますが、雨ならではの伊勢志摩の楽しみ方を紹介します。
雨の日は屋内の観光施設に人が集中します。水族館や博物館などは混むこともありますが、雨を敬遠して日帰り客が少ない場合も多く、晴れの日よりは混雑することなくゆっくりと観光をすることができます。
伊勢神宮がいちばん美しいのは、霧のような雨やしとしと降るような雨の日です。雨に濡れた神宮の森は清々しさがいっぱいで、思わず深呼吸したくなるような精気に包まれています。もし旅の途中で雨になってしまったら、予定を変更してでも神宮参拝をおすすめします。
雨上がりの午後、雲間から太陽が現れたら虹をさがしてみてください。
伊勢志摩ではこの時期、伊勢湾に大きな虹がかかります。
春の魚と夏の魚の両方を楽しめるのも6月ならではです。夏に向かってアワビが滋味を増してくるほか、川からは鮎の便りが聞こえてきます。
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