| 伊勢志摩らしさ、いっぱい LOCAL GUIDE | 旭湯の汐湯（しおゆ） おかげ風呂 | 伊勢市・清浄橋 |
 宇治山田駅から歩いて５分。勢田川にかかる橋のたもとにある旭湯。外観はちょっとモダンな、しかし、普通の銭湯。料金も普通の銭湯と同じ。ところが中に入ってびっくり。アイデアマンの主人による夫婦岩のレプリカがどーんと飾られ、塩入りの泡風呂やジャグジー、寝ながら入るお風呂や電気風呂、サウナ２つに水風呂とすごい、すごい。 さらに、主人自ら専用トラックで海から海水を運んでいる、海水を使った露天の汐湯おかげ風呂まである。 かつて夫婦岩のある二見海岸は伊勢参りの旅人の禊（みそぎ）の浜だったという故事にちなんでのことだという。小さいスペースながら、露天風呂はやはり気持ちがいい。汐湯に入れば肌も引き締まる感じだ。 タオル付きの手ぶらコース￥５００もあるので、旅の途中にちょっとひと風呂なんて、どう？ ※月２回不定休 Ｐ（パーキング）あり 旭湯 電話 0596-25-1126 |
| 伊勢志摩らしさ、いっぱい LOCAL GUIDE | 二見シーパラダイスの ミナミゾウアザラシたち |
二見町・江 |
 ふれあい水族館として人気の高い二見シーパラダイス。なかでもアッカンベーをしてくれるミナミゾウアザラシの親子は大の人気者。１９９５年生まれの夢海子（ゆみこ）ちゃんもどんどん体重を増している。驚くことに、この大型海獣がお客さんの前にヨッコラショ、ヨッコラショと出てきてくれるのだ。アッカンベーや投げキッス、水鉄砲などの芸を見せてくれたあとは、一緒に写真を撮ったりもできる。係のおねえさんのいうことを守れば、身体にさわることもできるんだよ（おねえさんの身体じゃないよ。アザラシの身体だよ） ここの係のおねえさんがとってもアットホーム。もうかわいくてたまらないって感じで動物たちに接しているんだ。たまにショーに出るのをグズるコがいると「あんた はよ 行こや。なあ ちゃんとできるやろ」となだめすかし、芸を間違えると「あかんわぁ」、ちゃんとできれば「かしこいなぁ、あんたはええコや」とほめ、そんな伊勢弁も旅の者にとってはなぜか楽しく、いつまでもここにいたいと思う二見シーパラダイスなのです。 二見シーパラダイス 電話 0596-42-1760 |
| 伊勢志摩らしさ、いっぱい LOCAL GUIDE | 赤福本店の朔日餅 （ついたちもち） | 伊勢 |
神都と呼ばれる伊勢の地の人々は、毎日でも「お伊勢さん」にお参りしたいと思っている。それほど「お伊勢さん」は、伊勢人の心と生活のよりどころなのだ。お年寄りのなかには毎日のお参りを欠かさない人もいるが、なかなかそうはいかないのが現代の暮らし。 そこで生まれたのが、毎月１の日にお参りする朔日詣（ついたちもうで）の習慣だ。内宮の門前町にある赤福本店では、朔日詣の人をもてなすために月替わりで朔日餅というお菓子を販売している。これが限定販売なので、あっという間に売り切れてしまう。早い人は夜の明ける前から並ぶというからすごい。 朔日詣をして、朔日餅を食べて、「さあ 今月もがんばらんとあかんよ」と気を引き締めるのが、伊勢の暮らしなのだ。 朔日餅の販売開始は04:00前後、時間、お餅の種類は変更もあり。 
赤福本店 電話 0596-22-2154 |
