ADVICE GUIDE 伊勢志摩への旅のアドバイス


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●OPISオススメの見どころ
・伊勢
伊勢神宮というと内宮の近辺だけを見る観光客が多いようですが、内宮以外にも見どころのポイントがあります。

たとえば伊勢市の河崎町。この町の中を勢田川という川が流れています。
昔、お伊勢参りの人々をもてなすための物資は、そのほとんどがこの川を通って運ばれ、河崎の商家へ荷揚げされました。
今でも立派な蔵が建ち並び、古い家並みが軒を連ねています。

それらの蔵を利用した喫茶店や酒処で旅のひとときを過ごすのも、伊勢らしい旅のひとコマになるでしょう。


・二見
鳥羽水族館ほど有名ではないけれど、動物たちに身近に触れ合える水族館、それが二見シーパラダイスです。
楽しいショータイムはもちろん、ここでのもうひとつの楽しみ方は飼育係と動物の触れ合いをウォッチングすること。
若い女性の飼育係が多く、ショーのための訓練風景などを垣間見ることができます。

伊勢言葉で動物たちに話しかけているのもオモシロイですよ。
はよ、おいでぇなぁ。あかんやろ。ちゃうちゃう。もういっぺん、やってみよかぁ。
(早くおいで。ダメ。違う。もう1回、やってみよう)・・・という感じ。
動物のことを質問すれば親切に教えてくれますし、きっとあなたは二見シーパラダイスの大ファンになるにちがいありません。


・鳥羽
鳥羽駅周辺にはミキモト真珠島や鳥羽水族館などの人気スポットがありますが、駅からほんの少し歩くだけのハイキングコースもすばらしいものです。

日和山(ひよりやま)は鳥羽駅からすぐ近く。遊歩道入り口から頂上まで10分もかからない手軽さで、頂上から見下ろす鳥羽湾の眺めが最高です。

また、樋ノ山(ひのやま)の中腹にある讃岐金刀羅宮(さぬきことひらぐう)鳥羽分社という神社は、海上安全と大漁の神として信奉を集めているところとして有名。
こちらは、鳥羽駅から徒歩30分弱です。

海の町・鳥羽で、海とは反対の山を楽しむのもいいものです。


●伊勢神宮の参拝所要時間
伊勢神宮は外宮、内宮の順に参拝するのが正式なお参りの仕方です。
それぞれの駐車場の場所と、参拝の所要時間を案内します。

・外宮
自家用車駐車場は正面向かって右手にあります。
内宮と比べて、お正月以外はそれほど駐車場が混むことはありません。

入り口の、結界である橋から正宮までは、お参りのための時間を含めて往復30分ほど。
内宮よりも短時間です。
・内宮
入り口の宇治橋の向かいに駐車場がありますが、あまり多くの台数が収容できません。

宇治橋からは、おはらい町をはさんで徒歩10分ほどのところに広大な市営駐車場があります。
ここは、お正月以外は無料です。
年末年始、特に大晦日から三が日にかけては、この市営駐車場も常時満車の状態になります。
駐車場の空きを待つよりも、離れたところの駐車場に車を停めて、徒歩で内宮に向かうことをおすすめします。

内宮は神苑が広大なので、予想以上に所要時間を必要とします。
宇治橋から正宮までゆっくりと歩いて20分ほど。
途中、五十鈴川の御手洗場に寄るなら30分は考えておくほうがいいでしょう。

お参りの帰路は、お札授け所のところを右に折れ、御池の横を通るのが順路になっています。
道すがら、神馬とされる真っ白い馬や、神さまの使いとされる鶏などの姿を見ることができます。
宇治橋を渡って入り、戻ってくるまでは45〜60分は必要です。

外宮内宮いずれも、大晦日からお正月にかけては、通常の倍以上、3倍4倍の所要時間を必要とします。
ゆったりとしたスケジュールを組んでください。


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