【いつがいいの?】 |
海には干満があり、潮干狩りに適している日および時間帯があります。
一般には大潮にあたる満月・新月の日をはさんだ前後の日の、
干潮時の前後2時間ずつが潮干狩りに適しているといわれています。
潮干狩りに出かけるときは前もって潮の満ち引きをチェックしましょう。
日程を決める場合は潮時表(干潮・満潮の表)を参考に。
大潮の期間で干潮がお昼時にあたる日が潮干狩りの好適日です。
伊勢湾の潮時表はこちら
http://www.kankomie.or.jp/sagasu06_leisure/index_shio.html |
【貝を採るには?】 |
水が引いた砂浜やひたひたと水が寄せている波打ち際を貝掘り熊手で掘ります。
何度かやっているうちにどのあたりに貝がいるかコツがつかめます。
小さすぎる貝は資源保護のため放流しましょう。
また食べきる量だけ採るようにしましょう。
貝と貝を軽く打ち合わせたときににぶい音がするものは死貝です。
食用にするには乾いた音のする貝だけを持ち帰りましょう。 |
【おいしく食べるには?】 |
貝は食べる前に砂抜きをする必要があります。
海水と同濃度の塩水を用意し、そこに貝を入れて一昼夜おきます。
海水をペットボトルなどに入れて持ち帰り、その海水を使ってもいいでしょう。
置場所は暗くて涼しいところが適しています。
貝は勢いよく水を吹きます。
回りを汚さないために容器には新聞紙などをかぶせておくといいでしょう。
充分に砂を吐かせたらそっと貝を取り出します。
容器の底には吐いた砂がたまっていますのでかきまぜないように。
取り出した貝は再び貝同士を打ち合わせて死貝がないか確かめたあと、
貝殻をこすり合わせるようにして洗います。 |
【料理法は?】 |
殻付きのままで味噌汁や酒蒸し、スパゲティの具にするのが一般的です。
たくさん採ったときは保存のきく佃煮にするのもよし。
殻付きのままさっと熱湯に入れ貝の口を開かせます。
身を取り出したら、醤油・酒・みりん・砂糖などでお好みの味に煮含めます。
やわらかく仕上げるためには砂糖はあとから加えます。
酒・みりんを控えて濃い目の味付けにすれば長期保存が可能です。
山椒や唐辛子を加えるのとオツな味になります。 |