SEASON | 季節の味覚 | 旬の情報 |
■ 御座のタカアシガニ |
カニといえば日本海や北海道のものと思っている人、多いのでは? ところが、伊勢志摩でもちゃんとカニが食べられます。 それはタカアシガニ。水族館などで目にしたことがあると思いますが、大きなものは足をのばすと2メートルにもなるという巨大なカニです。 このタカアシガニの旬は2月中旬から4月中旬ごろまで。志摩の御座(ござ)にある民宿で食べることができます。希少なものですので、事前に必ず問い合わせを。
|
■ 四季の味 |
伊勢でのお昼ごはんに最適な、和食の店3軒を紹介します。旬の海の幸、山の幸を盛り込んだ、見た目にも美しい料理です。 いずれの店も、素材の関係上、電話で予約を入れることをおすすめします。 |
大喜(だいき) |
宮内庁御用達の老舗「大喜」でお昼にオススメなのは季節弁当¥3500。 伝統ある風格と絶妙な味わいが込められています。 営業時間11:00〜20:30(平日は15:00〜16:00休み) 無休 |
問い合わせ 大喜 TEL 0596-28-0281 宇治山田駅横 |
戸田家料庵(りょうあん) |
創業は天保時代。純数寄屋造りの建物が落ち着きのあるたたずまいを見せています。 お昼ごはんに食べてみたいのはミニ懐石¥3000。 営業時間11:00〜14:00 17:00〜21:00 無休 |
問い合わせ 戸田家料庵 TEL 0596-28-4855 伊勢市大世古、旧23沿い |
■ カツオ |
志摩の漁港はカツオの水揚げが多いことでも知られています。
|
問い合わせ すし久 TEL 0596-27-0229 |
カツオ茶漬けは、手こね寿司よりもさらに郷土色豊かな一品。 ショウガじょう油漬けのカツオがごはんの上に乗っていて、ここにお茶をかけてサラサラといただきます。 カツオが新鮮でなければできない料理なので、4月から10月までの間の季節モノです。 カツオ茶漬けで有名なのは、大王町波切漁港近くの「田中屋」。 カツオ茶漬け¥620の他、白身茶漬け¥700もあります。 |
問い合わせ 田中屋 TEL 0599-72-0564 |
■ 手こね寿司 |
■ マンボウ |
丸いカラダにおちょぼ口の珍魚、マンボウを食べたことがありますか? 伊勢志摩ではこのマンボウを刺身にして酢みそで食べます。 トリのささみとイカを足して2で割ったような味です。 例年春先が旬の魚ですが、その年によって漁期は変動します。珍しい魚なので、いつでも食べられるお店はここ、と紹介できませんが、伊勢志摩へ来たら「マンボウありませんか?」とお食事処でたずねてみてはいかかでしょう。 |
■ 鮎 |
清流の魚、鮎は伊勢志摩の夏の味覚です。 鮎がおいしくなるのは梅雨が明けるころ。川底の苔を食べ、独特の芳香をもつようになります。 鮎のうまみを味わうには塩焼きがいちばん。苦みのあるはらわたは通好みの味です。 伊勢志摩の和食の店では、夏の時期、鮎を使った料理が用意されます。 海の魚もおいしいけれど、ぜひ鮎のおいしさも味わってみてください。 夏向きの涼しげなお料理です。 |
問い合わせ すし久 TEL0596-27-0229 営業時間 11:00〜20:00 毎週月曜の夜と、毎月1日と末日の夜のみ定休 |
■ 南島町のカマスずし |
カマスずしは7月〜10月の季節限定品。祭りや祝い事の際には必ずふるまわれるというハレの日の郷土料理です。カマスはその日の朝、地元の港に揚がったものだけを使用するので新鮮そのもの。品数は少ないので、運良く出会えればラッキーという珍品です。「やんがや」は南島町・南島病院前から海へ向かって右側にあります。 |
問い合わせ やんがや TEL 0596−72−0076 |
■ 伊勢の蓮台寺柿(れんだいじがき) |
300年の歴史をもつ伊勢の蓮台寺柿は、もともと渋柿である柿を独特の技法で、渋抜きをする市の天然記念物。そのまろやかな甘さは高級料亭で食後のデザートとして供されるなど、貴重な味わいとして評判。 9〜10月にかけての収穫期、伊勢市内の郵便局では「ふるさと小包」として、この蓮台寺柿を扱っています。その年の作柄によって、取り扱い期間や発送時期、内容量は変動するので、早めにお問い合わせの上、ぜひ一度、ご賞味を。 |
問い合わせ 伊勢郵便局 TEL 0596−28−2059 |
■ 的矢のカキ |
伊勢志摩の冬の海の幸といえばカキ。なかでも的矢のカキは食通の人にとって一度は食べてみたいという美食の食材として有名です。その的矢カキのフルコ−スを食べられるのが、的矢の「いかだ荘山上」。10〜3月限定のこのメニュ−は、生ガキ、焼きガキ、フライ、土手鍋、ごはん、ス−プからなり、、一人前約30数個ものカキを使っています。創業40年のカキ料理の老舗ならではの満足度がいっぱい。要予約。 |
問い合わせ いかだ荘山上 TEL 0599-57-2035 |
■ 志摩のフグ |
冬、志摩地方の海で捕れるフグはヨリトフグという種類で、トラフグ以上に身がなめらかで。味わいにも深みがあるといわれています。そのフグをコ−ス料理にしているのが志摩町和具の新和具荘。てっちり、てっさ、空揚げ、焼きフグ、雑炊などのほか、煮こごりやヒレ酒なども。11〜3月のみの期間限定メニュ−なので、行く前にTELで確認を。 |
問い合わせ 新和具荘 TEL 0599-85-0765 |
■ 漁師汁 |
海の幸に恵まれた伊勢志摩ならではの味、おかげ横丁の「海老丸」では各種魚貝料理を味 わうことができます。 なかでも看板料理になっているのが漁師汁。獲れたての魚貝を豪快に仕立てる漁村の家庭の味が生きています。味噌仕立ての汁の中には、焼きサバ、ワタリガニ、イカ、ハマグリがゴロンゴロンと盛られ、トロトロに煮えたダイコンやワカメが磯のかおりを引き立てています。ごはんと汁はおかわり自由なのがうれしい・・・。 |
問い合わせ おかげ横丁内 海老丸 TEL 0596-23-8805 |