SEASON 季節の味覚 旬の情報



御座のタカアシガニ
カニといえば日本海や北海道のものと思っている人、多いのでは?
ところが、伊勢志摩でもちゃんとカニが食べられます。
それはタカアシガニ。水族館などで目にしたことがあると思いますが、大きなものは足をのばすと2メートルにもなるという巨大なカニです。
このタカアシガニの旬は2月中旬から4月中旬ごろまで。志摩の御座(ござ)にある民宿で食べることができます。希少なものですので、事前に必ず問い合わせを。
問い合わせ
民宿旅館 松栄荘  TEL 0599-88-3280
民宿旅館 かねきん TEL 0599-88-3326
料理民宿 岩正   TEL 0599-88-3333
通常は1泊2食付き\8000〜ですが、タカアシガニを加えると\15000くらいになります。


四季の味
伊勢でのお昼ごはんに最適な、和食の店3軒を紹介します。旬の海の幸、山の幸を盛り込んだ、見た目にも美しい料理です。
いずれの店も、素材の関係上、電話で予約を入れることをおすすめします。

大喜(だいき)
宮内庁御用達の老舗「大喜」でお昼にオススメなのは季節弁当¥3500。
伝統ある風格と絶妙な味わいが込められています。
営業時間11:00〜20:30(平日は15:00〜16:00休み) 無休
問い合わせ 大喜 TEL 0596-28-0281 宇治山田駅横
戸田家料庵(りょうあん)
創業は天保時代。純数寄屋造りの建物が落ち着きのあるたたずまいを見せています。
お昼ごはんに食べてみたいのはミニ懐石¥3000。
営業時間11:00〜14:00 17:00〜21:00 無休
問い合わせ 戸田家料庵 TEL 0596-28-4855 伊勢市大世古、旧23沿い


カツオ

志摩の漁港はカツオの水揚げが多いことでも知られています。
初夏、若葉とともに黒潮に乗ってやってくるカツオ、また秋の戻りガツオのさっぱりとした味わいもおいしいものです。
その新鮮なカツオを使った志摩の郷土料理が、手こね寿司とカツオ茶漬けです。
手こね寿司はもともとは、漁師が船の上で食べていたもの。家から持参した飯に獲れたての魚をしょう油漬けにしたものを加え、手で混ぜて食べていたことに由来しています。
伊勢神宮内宮前おはらい町通りにある「すし久」では、手おけの器に盛り込んだてこね寿しが評判。
さっぱりとした酢飯につややかな照りのカツオがマッチしてとてもおいしいものです。

 

問い合わせ すし久 TEL 0596-27-0229
カツオ茶漬けは、手こね寿司よりもさらに郷土色豊かな一品。
ショウガじょう油漬けのカツオがごはんの上に乗っていて、ここにお茶をかけてサラサラといただきます。
カツオが新鮮でなければできない料理なので、4月から10月までの間の季節モノです。
カツオ茶漬けで有名なのは、大王町波切漁港近くの「田中屋」。
カツオ茶漬け¥620の他、白身茶漬け¥700もあります。

問い合わせ 田中屋 TEL 0599-72-0564


手こね寿司


マンボウ
丸いカラダにおちょぼ口の珍魚、マンボウを食べたことがありますか?
伊勢志摩ではこのマンボウを刺身にして酢みそで食べます。
トリのささみとイカを足して2で割ったような味です。
例年春先が旬の魚ですが、その年によって漁期は変動します。珍しい魚なので、いつでも食べられるお店はここ、と紹介できませんが、伊勢志摩へ来たら「マンボウありませんか?」とお食事処でたずねてみてはいかかでしょう。



アワビ
ほとんどの貝の旬が冬から春にかけてなのに対し、アワビだけは夏においしくなる貝です。旬は4月〜10月。
新鮮なアワビは臭みもなく、刺身にすると独特のコリコリとした食感が楽しめます。肝であえたともあえも絶品です。
そのアワビを洋風に、ということなら、志摩観光ホテルの右に出るものはありません。メインダイニング「ラ・メール」でのアワビのステーキは単品で\4000〜。ぜひ一度、究極のアワビ料理をご賞味ください。

問い合わせ 志摩観光ホテル TEL0599-43-1211 阿児町賢島
営業時間11:30〜14:00、17:30〜20:30


清流の魚、鮎は伊勢志摩の夏の味覚です。
鮎がおいしくなるのは梅雨が明けるころ。川底の苔を食べ、独特の芳香をもつようになります。
鮎のうまみを味わうには塩焼きがいちばん。苦みのあるはらわたは通好みの味です。
伊勢志摩の和食の店では、夏の時期、鮎を使った料理が用意されます。
海の魚もおいしいけれど、ぜひ鮎のおいしさも味わってみてください。
夏向きの涼しげなお料理です。

問い合わせ すし久 TEL0596-27-0229
営業時間 11:00〜20:00
毎週月曜の夜と、毎月1日と末日の夜のみ定休


南島町のカマスずし
カマスずしは7月〜10月の季節限定品。祭りや祝い事の際には必ずふるまわれるというハレの日の郷土料理です。カマスはその日の朝、地元の港に揚がったものだけを使用するので新鮮そのもの。品数は少ないので、運良く出会えればラッキーという珍品です。「やんがや」は南島町・南島病院前から海へ向かって右側にあります。

問い合わせ やんがや TEL 0596−72−0076


伊勢の蓮台寺柿(れんだいじがき)
300年の歴史をもつ伊勢の蓮台寺柿は、もともと渋柿である柿を独特の技法で、渋抜きをする市の天然記念物。そのまろやかな甘さは高級料亭で食後のデザートとして供されるなど、貴重な味わいとして評判。
9〜10月にかけての収穫期、伊勢市内の郵便局では「ふるさと小包」として、この蓮台寺柿を扱っています。その年の作柄によって、取り扱い期間や発送時期、内容量は変動するので、早めにお問い合わせの上、ぜひ一度、ご賞味を。

問い合わせ 伊勢郵便局 TEL 0596−28−2059


伊勢海老特集
食べることを最大の目的にした旅があってもいい・・・・・・そんな目的にかなうのが「志摩観光ホテル」のメインダイニング「ラ・メール」。伊勢海老やアワビなど、伊勢志摩の海の幸を使ったフランス料理フルコースは\20,000〜とちょっと値は張りますが、必ず満足できる味わいです。
同じ伊勢海老でも、調理方法やソースの違いによってガラリとその表情を変えます。気軽に、サービスの人にたずねてみるのもいいですね。

問い合わせ 志摩観光ホテル TEL 0599-43-1211
リーズナブルに、でも伊勢海老もアワビも松阪牛も食べたいという欲張りな人におすすめなのが「シェ・アン」。伊勢志摩を代表する3つの食材を取り入れたコースは\10,000。これはお得です。
お店は山小屋風のステキな一軒家。このサイトのEAT&DRINKでも紹介しています。

問い合わせ シェ・アン TEL 0599-43-6188
和食として伊勢海老が食べたいという人には、浜島町の「磯舟」をオススメ。このサイトのEAT&DRINKでもお店紹介していますが、浜島町は別名・伊勢海老王国と言われる町。そこで、おすすめメニューに取り入れたのが伊勢海老王国定食\6000。ボリューム満点、伊勢海老の頭はみそ汁にしてもらうととてもおいしいものです。

問い合わせ 磯舟 TEL 0599-53-0432
今だ養殖技術が確立されていない伊勢海老は、すべてが天然モノ。だから高嶺の花なのですが、その伊勢海老を安く食べさせてくれるのが、鳥羽の「美空」。地元でも評判の店です。
伊勢海老尽くしは一人前\4000。刺身、フライ、みそ鍋、茶碗蒸しなどの内容で、ぜったいお得です。
場所は、鳥羽駅山側の道を常安寺というお寺のほうへ入っていったところです。道は細いのですが、Pもあります。
問い合わせ 美空 TEL 0599-25-3935
観光と組み合わせて伊勢海老を食べるプランもあります。

賢島エスパーニャクルーズ
  エスペランサ号クルーズ(賢島発着 所要60分)
  11:40発と12:55発の2便
  志摩観光ホテル特製ランチ(伊勢海老定食弁当)付き、運賃込みで\4000

  マリンパール号クルーズ(賢島発着 所要60分)
  11:10発と12:30発の2便
  船上バーベキュー(伊勢海老、車海老、大アサリ、サザエなど)、運賃込みで\6300
問い合わせ 近鉄志摩観光汽船賢島営業所 TEL 0599-43-1023
鳥羽湾めぐり
  いせじ号クルーズ(鳥羽佐田浜港発着 所要60分)
  11:30発と12:50発の2便
  伊勢海老付きの船上バーベキュー、運賃込みで\6500

  ランチクルーズ(鳥羽佐田浜港発着 所要50分)
  11:00発と12:00発の2便
  伊勢海老ごはんのコース、運賃込みで\3000〜\4500
問い合わせ 近鉄志摩観光汽船鳥羽営業所 TEL 0599-25-3145


的矢のカキ
伊勢志摩の冬の海の幸といえばカキ。なかでも的矢のカキは食通の人にとって一度は食べてみたいという美食の食材として有名です。その的矢カキのフルコ−スを食べられるのが、的矢の「いかだ荘山上」。10〜3月限定のこのメニュ−は、生ガキ、焼きガキ、フライ、土手鍋、ごはん、ス−プからなり、、一人前約30数個ものカキを使っています。創業40年のカキ料理の老舗ならではの満足度がいっぱい。要予約。

問い合わせ いかだ荘山上 TEL 0599-57-2035


志摩のフグ
冬、志摩地方の海で捕れるフグはヨリトフグという種類で、トラフグ以上に身がなめらかで。味わいにも深みがあるといわれています。そのフグをコ−ス料理にしているのが志摩町和具の新和具荘。てっちり、てっさ、空揚げ、焼きフグ、雑炊などのほか、煮こごりやヒレ酒なども。11〜3月のみの期間限定メニュ−なので、行く前にTELで確認を。

問い合わせ 新和具荘 TEL 0599-85-0765


漁師汁
海の幸に恵まれた伊勢志摩ならではの味、おかげ横丁の「海老丸」では各種魚貝料理を味
わうことができます。
なかでも看板料理になっているのが漁師汁。獲れたての魚貝を豪快に仕立てる漁村の家庭の味が生きています。味噌仕立ての汁の中には、焼きサバ、ワタリガニ、イカ、ハマグリがゴロンゴロンと盛られ、トロトロに煮えたダイコンやワカメが磯のかおりを引き立てています。ごはんと汁はおかわり自由なのがうれしい・・・。

問い合わせ おかげ横丁内 海老丸 TEL 0596-23-8805




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